彼について

さっきまでずっと、頭やお腹や腕などをさすさすさすってくれながら 真っ暗の中 一緒にふとんに入って抱きしめてくれた グスグス泣いても何も言わず、問わず いてくれた 手も繋いでいたんだけれど二枚の羽毛ぶとんと毛布を2人でかけていたからか知らないけど、暑くて 溶けそうになって 一つになっている感じがした 今から仕事へ行くのに、眠らず わたしのことを赤ちゃんをあやすように見てくれていて、もうこれだけでいいんじゃないか これ以上求めることがあるのか と思った 仕事へ行くのを見送って、のどが渇いてシュワシュワしたやつが飲みたいからカルピスソーダを買うのと、夜風に当たりに行くために外に出た 東京事変のメトロを聴いた ずっと自分の気持ちがわからないままだけど、この曲はずっと変わらずいい曲だ